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あの頃には戻れないそして交わらないボク達

第10章 第九章


黒子side
ロッカールーム
「……」静かだ。
誰も何も言わない。
相「みんな!さっ帰ってミーティングよ!」と力づけるように言ったカントク、でも悔しそうだった。

準備が出来てロッカールームを出ていくなか
ボクは着替えた後ずっと椅子に頭にタオルを掛けて椅子に腰かけていた。
火「行くぞ黒子」
黒「…火神君…先に行っていてください。後で追いつきます」
火「おう」

火神君が出て行った後…
黒「ちくしょう…ちくしょう…」何も出来なかった自分に腹が立つ。
黒「ちくしょう…」ずっとさんの指示で動きを封じられていたボク。
ミスディレクションが全く通じなかった。
秀徳と戦ったときとW.Cで桐皇と戦ったときとは全く格が違う。本当に何も出来なかった。

洛山のタイムアウト後はボールに触れてパスを回すことが出来たけどパスをほとんどカットされた。今日ボクは何も活躍していない。

黒「ちくしょう~~!!!」

*******
黒「お待たせしました」
相「いいのよじゃあ行きましょう」
歩いているときも誰も言葉を発しなかった。ただ黙々と歩いていた。
すると…

貴女「テツヤ…」
黒「さん、赤司君」
火「赤司に…」
火神君口調が起こってるように感じられますが…
赤「何だ。何か僕達に用か?」
火「いや…何もねぇ」
赤「そうかでは行くぞ」と赤司君はさんの手を握り、リードする。
そのとき目があったさんが口をパクパクさせてこう言った。

“ごめんね。試合お疲れ様”


赤「美歌」
貴女「うん」
何ですか“ごめんね”って
どうして謝るんですか。教えてください。
さん、ボクは少しあなたのことが分かりません。
それに気のせいでしょうか?
さんに見下されている気がします。
ボクはどうしたらいいのでしょうか

日「ダァホ。何ぼーっとしてんだよ」バシッ
相「そうよ!」
黒「…すみません」

旅館
相「さっ夕食の時間まで休憩よ!」
全員「「はい!!」」

…部屋ボクは着替えてから布団の中にいます。
疲れたのでそれに寝て少し頭を冷やしたいからです。

でも…眼を瞑るとさんが指示を出している風景が浮かびます。
それに従っている赤司君…そして笑うさん。
幸せそうですね。
もう…寝ましょう。
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