第3章 第二章
黒子side
部屋
火「おい黒子」
と本を読んでいたボクに声を掛ける。
黒「はい。なんでしょう火神君」
火「お前の帝光中時代のマネージャー凄いな」
黒「えぇボクもビックリしました。あんな風になっているとは…」まさかカッターとは…流石にあれはビックリしましたね。
火「昔とは変わってたか?」
黒「はい。だいぶ」
火「変わったマネージャーだな」
黒「そうかもしれませんね。でも…」
火「あ?」
黒「いえ、気にしないで下さい」
でもそんなところに惹かれたのかもしれませんね。にしてもあの紙…もしかして今日の第二クォーターからの指揮は…さん?
黒「ボクは…ボクはさんのことが好きです。今でも…でももう思いは届かないんです…
さんは幼馴染の赤司君が昔から大好きなんです。だからもうボクは…諦めるんです。でも諦めがつかなくて…」
火「ふぅん」
火神君はボクの話に興味がなさそうでした。ちょっとは話しに付き合ってくれてもいいのに…
火「諦めるの諦めたらどうだ?」
黒「どういうことですか?」
火「いや隙をついて奪うみたいな?」
何を言ってるんですかこのバカガミ君は…
黒「奪えたのならもう奪ってますよ。ほんとに火神君は頭が悪いですね」
ボクは近くにあった枕を取り、イグナイトで火神君の顔面に向けて撃った。
火「おぶっ!」
黒「気分展開に外の空気を吸ってきます。」
火「おう」
外へ行く途中にさんに会った。
貴女「テツヤ、さっきぶりだね。今からどこかに行くの?」
黒「えぇ外の空気を吸いにでも行こうかと」
貴女「私も行きたい!」
黒「いいですよ。足は?」
貴女「大丈夫!じゃあ行こう!」