第3章 第二章
黒子side
「中学のときからボクの気持ちは今でも変わってません。」と真剣に…
貴女「でも、私は「分かってます。それでも諦められないんです」…テツヤ」
黒「好きです。大好きです。ずっとずっと…」ボクは涙を流してしまった。ぎゅ。今だけは…こうしてボクの涙を隠させてください…。
「テツヤ…ごめんね」と言って優しく抱きしめて頭を撫でてくれた。
好きなんです。
大好きなんです。
諦められません。
黒「好きです…大好きです。大好きです。」
貴女「ありがとう。テツヤ」
火神君キミの言った「諦めるの諦めたらどうだ?」ボクはそうするしかないようです。
“ボクは諦めるのを諦めます”
火「隙をついて奪うみたいな?」
その案も悪くないかもしれませんね。
貴女「じゃあ帰ろうか」
黒「はい」
ボク達は昔の話や高校の話をしながら旅館に帰った。
部屋
部屋に戻ると火神君がいびきをかいて寝てました。
うるさいので一発枕でイグナイトをかましました。
いびきが止まり、静かになりました。
コンコン
黒「?はい」
貴女「あっあたし今大丈夫?」
黒「えぇ構いませんよ。待って下さい今鍵を開けます」
ガチャ
鍵を開け、扉を開く
黒「どうしたんですか?」
貴女「これ」
さっき貸していた。誠凛高校のジャージだ。
綺麗に畳まれている。この畳方は帝光時代の時ゼッケンなどを畳んでいた時の畳み方だ。
貴女「返すの忘れてて」
黒「わざわざありがとうございます」
貴女「ううん。借りてたの私だし、じゃあおやすみなさい」
黒「おやすみなさい」
さんが部屋を去った後、またいびきがうるさくなった火神君に枕でイグナイトをぶつけていびきを止め寝た。