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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第21章 第二十一章


貴女side
ウィンターカップの決勝戦は
洛山と誠凛に決まった。

(本編とは異なり洛山勝利)


*******
ある日
貴女「征君!」
赤「どうした」
貴女「これ!」
赤「コレは誠凛のデータか…」
貴女「うん」
やはり桃井より能力が上だな。データのまとめ方やその量全てが長けている。

赤「流石だな」
貴女「?」
赤「やっぱり凄いよは…」
貴女「そんなことないよ征君のほうが凄いよ。
あー早く試合したいなー私が出るわけじゃないけどね。でもデータとかね、それに今度誠凛と練習試合じゃない」

赤「練習試合!?」
貴女「あれ?監督言ってたでしょ?
あっそっかあのとき征君は生徒会で…監督から聞いてなかった?」
赤「あぁ」

貴女「何かよく分からないんだけど監督が電話で頼んだんだって」
赤「監督が!?」
貴女「うん。W.Cで桐皇や秀徳、海常、陽泉に勝った誠凛と試合がしたいんだって、私もあれから変わった誠凛をちゃんと見てみたいしね。
W.Cでは試合は見に行ってたけれど直接コートから見たいし」
とニコッと笑った。

赤司side
僕にその話をするとは
貴女「もっとデータ取らなくちゃ!じゃあね!」と言って体育館から出て行った。

試合当日
貴女「こんにちはテツヤ、テツヤがお出迎えしてくれるんだね。それに火神さんも」
火「カントクが黒子についていけって言ったから来ただけだ!」
赤「では、案内を頼むよ。テツヤ」
黒「はい」

火「おい!オレにはねーのかよ!」
赤「すまない忘れていた。頼むよ」
火「……」
貴女「テツヤよろしく!後火神さんも」
黒「はい」
火「おう」

校門をくぐり案内された部屋
黒「ここを使ってください」
赤「ありがとう」
黒「じゃあボク達は行きます。
では後ほど赤司君、さん。行きましょう火神君。」
火「おう」

がちゃ
テツヤたちは退室して行った。
は荷物を置いて「荷物おもかったぁ」と呟いている。
赤「っでもうの準備は出来ているんだろう?」
貴女「うん」
赤「三十分後試合開始だ」
貴女「うん。もう試合の流れは分かるよ」

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