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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第17章 第十七章


貴女side

始まった第四クォーター桐皇の皆の目つきが変わった。
だけどもう何をしてくるか分かってるから意味がない

貴女「攻めてますね。ですけど逆にそれが私達洛山を有利に立たせてくれます」
監督「そうか。」
貴女「もう桐皇は終わりです。」

点差は開いていき…
ピー
審判「整列!洛山高校の勝ち!」と言うと同時に歓声。
貴女「やった!優勝!みんなおめでとう!」
根「それはお互い様だろ?」

貴女「え?」
実「そうよ。ちゃんの情報がなかったらもしかしたら負けてたかもしれないのよ」
葉「サンキュ!」
実「ありがとうちゃん」
貴女「いえ!あっ表彰状とトロフィーとメダルの授与だよ!」
赤「行って来る。」
貴女「いってらっしゃい」

授与され、控え室に戻るとき待ち受けていたのはインタビュー
私じゃなくレギュラーメンバー
「おめでとうございます」
「ありがとうございます。」
征君が質問に丁寧に答えてる…凄いなぁ私なんて慌てまくりで…
みんなのインタビューが終わり控え室。

貴女「ゆーしょー!!!」
赤「テンションが高いぞ」
実「早く着替えてホテルに戻って休みましょう」
部員「はい!」

会場の外
貴女「すっごい人…」
赤「行くよこっち」
貴女「ん?あっ洛山のバスだ反対なのに」
赤「このほうがすぐ帰れるだろ?それに会場から出るだけでもなかなか抜けられなくってまたドンと疲れるだろうし」
貴女「なるほど」
赤「そうだよ。」
貴女「分かった」

inバス
貴女「人すっごーい」
赤「そうだね。後カーテン閉めて」
貴女「?うん閉めたよ」
赤「ありがとうふぅ」
イスに座っている疲れた様子の征君は何故か分からないけれど少し可愛かった。
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