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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第17章 第十七章


貴女side

ミーティング
貴女「今日の反省点はさっき言った通りです。そして次は明日の海常は攻めてくるでしょう」
赤「どうして分かるんだい?」
貴女「根拠はないよ征君。分かるんだ女のカン?かな?」
赤「ほう」
私は皆にデータを書いた紙を配っていく。

貴女「手元にあるのは明日の海常のスタメンメンバーをまとめたデータです。まず間違いありません。このメンバーは初戦からこのメンバーをメインに勝ち進んでいます。なのでこの結論に達しました。
明日海常はエースの黄瀬涼太君をメインに攻めてくるでしょう。

黄瀬君は赤司君を止めに来るでしょう。プレイスタイルもコピーしようとするでしょう。いえ、するでしょう。
そうでないと、海常には勝算がありません。ですがコピーをしたとしても時間が大幅に掛かります。」
そして話が続き…

三十分後
「明日のプランの説明は以上です。では手元のデータに目を通して置いて下さい」
赤「以上で今日のミーティングは終了する」
部員「はい!」
各自解散し、私は部屋に戻った。

私side
部屋…
海常と試合か…涼君と試合…
“黄瀬涼太”
中二からバスケを初め、他のキセキの世代と比べて経験値は低いが…(以下略)
そんな記事があったなぁ。
涼君は飲み込みが早い、進化し続ける。
さぁ明日はどう対策を練ってくるか…
どちらにしろ“私達洛山が勝つことはもう決まっているんだけどね”。

…部屋
現在練習メニューやフォーメーションや戦略を考えています。
貴女「相手がこう来ればこうして…それでこう来ると…」
もうフォーメーションは十パターン以上考え終わった。
練習メニューも十パターン以上。
貴女「ふぅ…これくらいでいいかな?」
今征君達はミーティング中(レギュラーメンバーだけ)
貴女「もう寝ようっと」

次の朝
貴女「ん…布団あったかーい」むぎゅう。
赤「誰が布団だ」
貴女「…?…征君?何で私のベッドに?」
赤「それはこっちの台詞だ、そのベッドは僕のだ。決めただろう?」
貴女「あ…すみません」
赤「全く…ほら顔を洗って早く食堂に行くよ」
貴女「はーい」

顔を洗い征君に洗面所で征君に髪をくくってもらった私。
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