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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第5章 第四章


貴女side
…部屋
赤「さっきのは良くないぞ」
貴女「…はい」
と現在正座をさせられている私。

赤「反省してるか?」
貴女「してる。ごめんなさい」
赤「ならいい」

貴女「じゃあ私は…今日のデータをまとめるね。征君はどうするの?」
と椅子に座り机にむかう。
赤「今からか…そうだな旅館の中を見て回ろうかな?場所を把握しておきたいし…」
貴女「そっか行ってらっしゃい」
赤「行ってくるよ」

チュッ

赤「征君///」
貴女「じゃあ」
最近何か積極的だよ////

赤司side
試合前にもキスをしたがいいのだろうか。どうしてか分からないがあのとき周りに見せ付けてやりたくなったのだ。
やっぱり可愛いな僕の彼女は…
帝光中時代のキセキの世代の一人。
“幻のシックスマン”の黒子テツヤは中学のときからのことが好きなのは知っていた。
毎日すれ違うときに「好きですよ。大好きですよ」とに言ってたことも知っていた。
僕は地獄耳だからね。

今はどう思ってるかは知らない。諦めていると思うのだが…
さて、僕も色々見て回って頭にどこに何があるかとかを頭に叩き込まなくては…

私side
貴女「んーテツヤの情報が多いな…まだ上手く出来ないかも…身に着けたの最近だからなぁ。
征君曰く、あたしがさつきより能力が少しだけ上なだけなんだけどな…潜在能力を秘めてるとか何とか…
さつきに会いに行こうなんか会いたくなってきた。こんな機会多分もうないだろうし…電話かけてみようっと」
鞄から携帯を取り出しアドレス帳からさつきを探し電話を掛ける。久しぶりだなぁ

プルルルルルルプルルルルルル
プルルルルルルプルルルルルル

桃『はい』
貴女「もしもしごめんね夜遅くに」
桃『久しぶり!ううん。大丈夫だよどうしたの?いきなり…』
貴女「今何してる?」
桃『えっ今部屋?眠くないから部屋でのんびりしてた。あっそういえば今回合宿同じとこなんだってね』
貴女「うん。あたしもビックリしたよー今から遊びに行ってもいい?」
桃『いいよーじゃっ待ってるね!あっ因みに場所はー』
貴女「分かったありがとう!じゃあまたあとでっ!さっいきますか。そだ置き手紙っと“さつきのとこ行って来るねー”よし」

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