• テキストサイズ

あの頃には戻れないそして交わらない私達

第26章 第二十六章


貴女side
貴女「それから私と征君は家に帰ってから京都に行く準備をしました。まあこんなカンジですよ?最後のほうの話は少し端折りましたけど」
葉「へぇ何か色々あったんだな」
と腕を組みうんうんと頷く葉山先輩。
貴女「まぁ」

赤「寝るよ」
と征君に呼ばれた。
貴女「今行く~おやすみなさい玲央姉先輩、葉山先輩、根武谷先輩」
葉/実/根「「「おやすみ〜」」」

赤「、何の話をしていたんだい?」
と私に尋ねる征君。
貴女「えっとね帝光(むかし)の話」
赤「…そうか」
色々な思い出がある。複雑な思い出や楽しかった思い出。壊れていったよね。みんなの関係が…

葉山side
葉「ん?」
実「どうしたの?」
葉「これの帝光時代の記事!
帝光中のことケータイで検索したら出てきた!」
実「え!どれどれ!」
葉「えっと…」


検索内容『帝光中バスケットボール部所属。
一年生の六月からバスケットボール部に所属していた。
副主将の赤司征十郎と幼馴染。
マネージャーとしてのスカウティング能力は高い。
入部した理由は幼馴染である赤司征十郎をサポートしたいからである。』

実「ちゃんすごーいこの前もインタビュー受けていたわよね。ってことはもう二回も月バスで取り上げられているのね!?」
葉「すっげー」


赤司side
帝光中時代の話をしていたということは
“あのこと”も言ったんだな。

貴女「ねぇ征君。私って…二重人格なの?」
赤「いきなりどうしたんだい?」
少し暗い表情を浮かべる。
貴女「ううん。帝光中の話をしていて思ったの、卒業式のこと思い出していてさつきに「あなたは美歌じゃない」そう言っていたことを思い出したの」
赤「確かに桃井に言われていたな」

貴女「うん「“お前”は誰だ?」って真ちゃんも言ってたしね。ねぇ教えて、征君、私は二重人格なの?」
赤「違う。は二重人格なんかじゃない」
「そっか。よかった…」

それから次の日に京都に帰った。
貴女「ふぅ~京都に帰って来たぞー」
赤「明日からまた練習だ。頑張ろう」
貴女「うん!」
/ 172ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp