第25章 第二十五章
月日は流れ…
卒業式
卒業式が終わった後第一体育館に向かい、
現在第一体育館
そして練習風景を思い出していた私。
そこにはテツヤがいた。
貴女「テツヤ」
黒「さんどうしてここに?」
貴女「帰る前に第一体育館に来たかったから来たの、
ここは私達の思い出が沢山残ってるから…」
黒「そう、ですね。」
貴女「でも辞めていく人が沢山いた。
どいつもこいつも、根性がなかったわよね。もっと努力を積み重ねればいいのに
むっくんに色々言われて辞める子もいたし」
黒「…キミは誰ですか?」
と私に尋ねるテツヤ。
黒「キミはボクの知ってるさんじゃない」
貴女「何言ってるの?テツヤ私はよ。よ」
黒「違う」
貴女「いきなりどうしたの。そんなこと言うなんて。
私は“”だよ?それ以上でもそれ以下でもないわ」
黒「!そうですか…」
貴女「…今度会うときは、敵同士だね」
黒「はい。じゃあボクはこれで失礼します」
貴女「うん。バイバイまたね」
黒「はい」
テツヤが出て行った後
桃「?」
私を呼んだのは桃色の髪のさつき。
貴女「さつき、どうしたの?」
桃「帰る前に第一体育館に来たかったから思い出詰まってるし」
貴女「そうだね。でもどいつもこいつも、根性がなかったわよね。もっと努力を積み重ねればいいのに
むっくんに色々言われて辞める子もいたし」
テツヤと同じ言葉をさつきに言う。
桃「…あなた誰?」とさつきは急に真剣な顔つきで私に言った。