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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第23章 第二十三章


貴女side
次の日
緑「……」
真太郎君が珍しくぼーっとしてる…
貴女「真太郎君?どうしたの?」
緑「いや…」
貴女「何?」
緑「赤司、最近変わったことないか?」

貴女「え?」
緑「例えば…冷たい眼になるとかないか?」
貴女「冷たい眼?ううん普通だよ?」
緑「そうか」
(の前ではそういう眼にはならないのか?)
貴女「でも灰崎君は強制退部にするって言ってた」
緑「そのときに冷たい眼になってなかったか?」
貴女「ううん普通だよ」
緑「そうか」

それから数日後灰崎君は強制退部になりバスケ部から名前が消えた。

その日に衝撃的なことを聞かされた。
コーチ「連絡事項がある。赤司」
赤「はい」
コーチ「虹村は今までよくやってくれた。今日で主将を交代する。虹村に代わって赤司征十郎を主将とする」

征君が…主将…

黄「え…?」
紫「マジで~?」
監督「三年生も思うところはあるだろうが我が部の理念は知っているな勝つための決定だ認めろ」

…やっぱりね。いつかはこうなると思ってたよ。
だって虹村先輩お父さん病気にかかってるから飛び出して行くかもしれないからでしょ?
貴女「知ってたよこうなることも」
ほんとみんな分かりやすいんだからね。
桃「…?」


数日後…
次の日
赤「あの子を分析してくれ」
緑「赤司、この前もしていたが今初めて会った人だ。手元にデータがない。
情報がゼロなのに解るわけがないのだよ。」

赤「分かるさ。」
貴女「うん。私だってさつきと同じ能力を持ってるんだから
まだ完璧じゃないけれどね。じゃあ始めるね。」
私は始めた。

貴女「……」
黄「何やってるんスか」
赤「黄瀬少し黙ろう」
黄「?」
貴女「終わったよ」
赤「早いな」

貴女「あのねあの子のクセは…」
赤「フムフム」
貴女「…ということ」
赤「へぇもう完璧だよ。」
貴女「ううんまだまだ」
赤「そうか」
(そうだとは思わないんだけど)

黒「赤司君」
赤「どうした黒子」
黒「さんの正確さには驚きますね」
赤「あぁ日に日に能力が上がってきている。この調子だと…」
黒「…?」
赤「何でもない、気にするな」
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