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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第22章 第二十二章


貴女side
数分後
貴女「今から誠凛のエースの火神大我さんの対策を改めて話をします。この対策通りに行けば火神さんが自由に動けなくなります。そしてイライラが溜まってファールを連発。最悪退場になる確率もあります。」

葉「すっげー!」
貴女「ハッキリ言って今キレてますんで(黒笑
征君にあんなことしたアイツ許さない…」

部員「「「「「…………」」」」」

貴女「では皆さん頑張って下さい!後はプラン通りにお願いします」
部員「「「「「はい!!」」」」」

それから私の予想通り、火神さんはファールを連発し退場した。

テツヤ“光”の火神さんはいなくなったよ。
どう対処する?
もう未来(さき)は見えている誠凛の負け

それから、試合に私達は勝った。
点は195対31

試合が終わった後、火神さんのところへ行き
火「か…さっき赤司に謝ってきた」
貴女「そうですか。今日の試合、予想外の展開がありました。でもそれは、テツヤとの連携があってこそ出来たことです。まぁ火神さん単独でもありましたが…

桐皇戦はテツヤとの連携で勝ちましたが、もし一人だったら勝てたでしょうかね?
それと火神さん。火神さんは頭に血が上るのはいけないんですよそれが火神さんの今後の課題です。」
火「んだとぉ~!!」
日「火神君!落ち着け!」
とメガネが押さえつける。

貴女「失礼なことを言いましたがこれは本当のことです。火神さん、それは承知していて下さい。」

その後、誠凛のベンチから去った。


貴女「じゃあ帰る準備しよ」
赤「そうだね」

私達は今日私と征君の家で泊まる(私と征君は帰ってきた)ことになった。

すると玲央姉先輩は寝るときに私にこんなことを言った。
葉「ねえねえちゃんの帝光中学のときの話をしてよ!」
貴女「え?」
根「オレも気になる!」
貴女「えっと…分かりました。少しだけですよ?」
実「うんうん」
貴女「では…まずあれは入学式が終わり
一年生になって一番最初の日です。

あのときは春とは思えないほど澄んだ青い空の日でした」
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