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あの頃には戻れないそして交わらない私達

第22章 第二十二章


審判「洛山メンバーチェンジです!」
攻撃力や守備力はやや落ちるけど連携は悪くない。
洛山が負けることは決してない。

私はもう一度火神さんを睨みつけた。そして小声で…
貴女「覚えておいてくださいこの試合…潰します。」

潰すって行っても霧崎第一みたいな潰しじゃない
ただI.Hの決勝リーグで桐皇の圧倒的な点差をつけられた時のように今度も見せ付けてやる。

火神さん
私を怒らせたことを後悔させてあげる。
もしかしたらI.Hで桐皇と戦って負けたときみたいになるかもね(クスッ

審判「ハーフタイムに入ります」
貴女「征君!!」
赤「」
貴女「大丈夫!?保健室行ってたって」
あれから交代して征君は医務室へ向かったらしい。


赤「問題ないって」
貴女「良かった…でも今日はもう試合に出ちゃダメ、念の為精密検査を…」
赤「いや、出る。検査も受けない」
貴女「ダメ!!」
赤「…」
貴女「だって…だってぇ…」涙を流す私。


貴女「もし試合に出て征君に何かあったらって考えると…」
赤「全くは…」と頭を撫でる。
貴女「だってぇ…征君がいなくなったら私…独りぼっちに…」
赤「泣くことないだろう?」
実「すっごく心配してたのよ」
赤「玲央…そうか、心配かけてすまない」
貴女「ううん。でも良かった…」

征君も手当てしてもらってとりあえず大丈夫
後は…誠凛のみんなを潰す。

私を怒らせたことを後悔させてあげます。

さあ、始めましょう。
私の罠と言う名の物語を誠凛の皆さん頑張ってもがいて下さいね。
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