第10章 09
(-跡部視点-)
俺様が北条を呼んだのは2つ理由がある。
1つ目は・・・「最近テニス部員の調子があまり良くない」
2つ目は・・・「俺が北条に会いたかったから」だ。
跡部「着いたz『皆ぁぁぁぁぁぁあっ!!』・・・」
『久しぶりぃぃぃぃぃぃいっ!元気してた?』
宍戸「!?・・・、北条!?」
『うん!そうだよ!』(ニコっ
日吉「うるさい先輩が帰って来た...」
『う、うるさいって酷いな!若君っ!』
向日「おっ、北条じゃん!お久っ!」
忍足「おぉ、珍しいな。北条が帰ってくるなんて」
『色々あって...』
鳳「北条先輩!本当に帰ってきてくれたんですね!」
『うん!長太郎君のために帰って来た!』
なんだよ。
あんなに嫌がってたくせに今になっては...。
まぁ、楽しそうでなによりだぜ。
跡部「おい!テメぇら!これから北条には今日かぎりの監督かつ、マネージャーをしてもらう!」
『はぁ!?そんなの聞いてないよ!』
跡部「あいつらの為だ。頼むぜ!」
『う・・・、そんなかっこいい顔で言われたら断れないじゃん・・・』
忍足「お!北条にコーチしてもらえるんかぁ。嬉しいわ」
『う、うん...(有士は嫌だ・・・!)』
はっ!なんだかんだ言って乗り気じゃねぇか!
頼むぜ!北条!
跡部「なぁ?北条、勿論、俺様にもコーチしてくれるんだろうな?」
『うん!勿論だよ!』(ニコっ
跡部「・・・///」
なんだ、そんな笑顔、魅せられたらそれこそ調子狂うだろうが
『流石、北条だな!』
跡部(コーチだけじゃなく、マネージャーの仕事もしろよ?あーん?)
ミカサ(おっ!やっと「あーん」って言ったね!)
跡部(?)
ミカサ(私と会ってからずっと言ってなかったよ?)
跡部(そうだったか・・・?)
ミカサ(うん!やっぱり跡部君は跡部君だね!)
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