第13章 13
(-白石視点-)
最近のミカサさんは初めて会った時よりは優しなっとる。
今日の朝だってそうや・・・
(-回想開始-)
二ノ原「あ!今日は担任に用があるから先に行くわ!」
『え!?行っちゃうの・・・!?』
白石「いってらっしゃーい」
『・・・』
白石「なぁ、ミカサさん?」
『な、なに・・・?』
白石「ミカサってテニス上手いんやろ?」
『え・・・、別にそんなことないよ・・・!』
ミカサさん、そんなにテニスのこと話したないんかな・・・?
『でも・・・、小春ちゃんなら知ってる』
白石「自分から言いにくいことなんか?」
『う、うん...』
白石「小春に聞いてええの?」
『うん・・・?』
白石「ほんなら、聞くわ!」
『白石君こそ、なんで私なんかのこと聞きたがるの?』
白石「ミカサと仲良くなりたいからや!」(ニコっ
『!!・・・、///・・・分かった』
白石「ありがとな!」(ニコっ
『う、うん・・・』
(-回想終了-)
・・・、
ミカサさんの照れてる顔は・・・可愛かった。
そんな顔されたら・・・、
『惚れてまうやろ』
白石(あ、財前やん)
財前(どもっす・・・)
白石(もし俺が色んな意味でライバルになったらどないする?)
財前(言ってる意味が分からんのですけど...)
白石(そのまんまの意味や)
財前(俺、こない腹黒い人をライバルにしたないんですけど)
白石(あはは、そない嫌か)
財前(・・・で、なにが言いたいんすか?)
白石(いや!なんでもないで!)
財前(・・・?、はぁ。)
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