第8章 誕生日 11/8ver.《降旗光樹》
_______After that
「っ……、全部、入ったよ…、真由美っ」
「ん、ほんと……?」
「うんっ…、痛くねぇ?平気?」
「大丈夫…っ、前より全然」
「そっか、良かった……っ!」
あれから何回かチャレンジして、ようやく一つになることができた俺と真由美。
「光樹っ、私…っ、嬉しい…すごく…!」
「俺も、すげぇ嬉しい…っ!」
「んっ…は、ぁ…っ、待ってくれて、ありがと…ねっ?」
「っ…!俺の方こそ、ありがとう、…な」
「こう、き…っ、大好き…っ!」
「俺も真由美のこと大好きだ…っ!!」
今日のこと絶対忘れない。
大好きな彼女と初めて身も心も一つになれた今日のこと。
俺はビビりで頼りないかもしれないけど、真由美を想う気持ちは誰にも負けないから。
誰よりも大事にするから。
これからも、こんな俺をよろしくな。
真由美。
_______END