第5章 誕生日 10/30ver.《氷室辰也》
ズボンと下着を脱ぎ去り避妊具を付け、再び真由美に覆い被さり、下半身を彼女の秘部へあてがう。
俺は「挿れるよ」なんて声も掛けずに一気に彼女のナカへと挿入した。
「あぁあっ!…ん、はぁ……っ」
「凄いね、真由美のナカ……っ」
気持ち良いよ、と耳元で囁くと更にナカがキュッと締まった。
「あっ、…やっ、んあっ」
「っ……、はっ……」
俺の真下で乱れる彼女の姿にだんだんと余裕が無くなっていく。
いや、最初から余裕なんて無いんだけど。
「やっ、ひ、むろ君…っ、私また……っ」
「俺も、そろそろ……っ」
「あぁっ、ん…っ、じゃ、一緒に… イこ…っ?」
手を俺の首に巻き付けて、足を腰に絡ませて、そんな可愛いこと言われたら我慢なんか出来るはずがない。
「あぁ、一緒にイこうか……」
「うんっ、あっ…ぁんっ、イっ…く、イっちゃ……っっ!!」
「っ……真由美っ」
俺達はほぼ同時に果てると、その余韻に浸りながら何度もキスをした。