第5章 誕生日 10/30ver.《氷室辰也》
「ふ…っ、……ん」
膨らみの柔らかさをたっぷりと堪能した後は、胸の先端を焦らすように周りを人差し指でなぞる。
だんだんと主張し始めるそこに気分を良くしながら、俺はいきなりキュッと先端を摘まんだ。
すると真由美は一際大きな嬌声を上げ、恥ずかしそうに口元を手で覆う。
「口、塞いじゃダメだよ」
「やだ…っ、んん…っ」
彼女は頑なに口元から手を離そうとしない。
そんなところも可愛いんだけれど、残念ながらその行為は俺の加虐心を煽るだけなんだ。
「そう…。じゃあ、塞いでも意味無いぐらい真由美に乱れてもらうしかないね」
「えっ…?……あぁっ、ん!」
胸の先端を口に含み、甘噛みしながら舌先でつつく。
真由美がどうされると1番反応が良いのか確認しながら。
「あっ…、ふ…っんん」
胸の先端を弄びつつ、手をだんだん下へ下へとおろしていき、お腹や内腿を撫でたり付け根をなぞったり。
そしてショーツの上から秘部に触れると、ソコは充分と言っていいほど潤っていた。
「あっ!…ゃ、」
「濡れてるね」
真由美に向かってニコリと微笑むと、彼女はただでさえ赤い顔を更に赤く染めていた。