第9章 誕生日 11/11ver.《宮地清志》
「あっ!……ゃ、清志っ!やだぁ…っ、んあっ」
「んっ……、」
清志は秘部の周りを舐めた後、縦溝を下から上へと舐め上げた。
「やあっ…、んんっ、き、よ…っ」
必死で頭を押し返すけどビクともしなくて。
清志に与えられる強烈な快感のせいでどんどん力も抜けていって。
ソコを舐められてるだけで凄く気持ち良いのに、清志は陰核を中心に責めてきて。
唇で挟み込まれて舌先で突つかれると、下腹部から頭の天辺まで突き抜けるような快感に襲われた。
「きよっ…、ソコやぁっ…!やめ、んんっ」
「んっ…、やじゃねーだろ……っ」
「はぁ…っ、何か変っ、これ以上はも、う……っんん」
「ん、イキそ…?」
「イくとか分かんな、ぁあっ!」
私は今までエッチで気持ち良くなることはあってもイったことがなくて、その感覚が良く分からなかった。
けど、この何かが弾けそうな、追い詰められるようなコレが“イく”って感覚なのかな……?
だとしたら、ちょっと怖い。
自分がどうなっちゃうんだろうって。
「あぁっ!やだっ、怖い…っ、清志ぃ、やあっ」
途切れ途切れにそう伝えると、清志は私の手を指を絡めるようにぎゅっと握ってくれた。
そういえば昔、私がお化け屋敷で怖がって泣いちゃったときもこうしてくれたな、なんて朦朧とする意識の中思い出した。