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薄桜鬼 群青桜

第8章 鏡


こんなにも苦しい戦いを見たのは初めてだ。

互いに大切な人だからこそ辛い。

颯太もさっき言っていたように、まさしく鏡の自分と戦っているようで、自分自身を傷付けているようで。

止めたくても体が動かない。
発作のせいだろうか、それとも目の前で起きている事に対する恐怖なのか。

誰でもいい。

何でもいい。

千月「誰か止めてよ!!!」

気づいたら涙を流して叫ぶ私がいた。

沖田「こういうのはもっと早くに助けを呼ばなきゃ駄目でしょ。」

そして、駆け付けてくれた沖田がいた。
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