第7章 再開
雪村…確か東の鬼を統べる純潔の一族。
幕末に滅んだと聞いていたのだが…
平助「雪村⁉︎雪村って本当かよ⁉︎」
沖田「もしかして、綱道さんと何か関係があるのかな?」
綱道さんなる者の事も気になるが、今は雪村の家のこと、こいつの正体も気になる。
千月「残念ながらその雪村千鶴なる人物については我々も知り得ません。有力な情報が入り次第、お伝えすることを約束しましょう。」
雪村家は人間に力を貸すことを拒んだ為に村を滅ぼされたと聞いている。
もしそれが本当ならば人間を相当恨んでいるに違いない。
その雪村千鶴という者の存在、探しておいた方が良さそうだ。
南雲「ご協力していただけること、大変感謝致します。では次は今日のお礼も兼ねてお会いしましょう。桜時千月さん。」
南雲薫は妖艶な笑みを浮かべながらその場を去っていった。