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薄桜鬼 群青桜

第6章 変若水


近藤「いやー愉快愉快。隊士が増えるのは嬉しいものだ。それが、有能な人物なら尚更。」

伊東「まあ、そんな。新選組は隊の規律が厳しくていらっしゃるんでしょう?山南さん、いろいろ教えてくださいね。」

山南「滅相もない。私が伊東さんに教えるなど。」

私も同席していたが、山南さんの様子が日に日に変わって行くのはこのような場でも深く影響していることがわかる。

伊東「土方さんは隊士からの人望も厚く、実行力があると聞いています。今後もよろしくお願いしますね。それと、そこの貴方。」

千月「私でしょうか?」

伊東「少し外でお話ししていただけます?」

私にだと?なぜ私を…

千月「はい。ではこちらでお伺いします。」

警戒しながらも私は伊東を外へ案内した。
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