第5章 信念
平助「土方さん!」
土方「平助か…。千月どうしたんだ。」
平助「…。突然倒れちまって…。風邪振りかえしちまったんだよ多分。それより長州の奴らは…」
土方「全員切腹してた。こっちとしては良くねえ事態だが、まあ大丈夫だ。」
永倉「土方さん大変だ…!町が燃えてる‼︎」
御所に討ち入った長州の過激派浪士の指導者達は戦死又は息絶えたが、逃げ延びた者が京の都に火を放ち、市中の民家27511戸、土蔵1207棟、寺社253が焼失した。
この後、長州藩は朝廷に歯向かう逆族として扱われていく事になる。
私がこの事実を知ったのは目が覚めてすぐの事だった。