第2章 浅葱色
事情を聞かされ、私は沖田と手合わせすることになった。
千月「本当に手合わせすることになるとは…」
沖田「あっれー?もしかしてただ挑発しただけだったの?じゃ、ご愁傷様でした。」
私を前に笑顔でそんなことが言えるとは…
千月「沖田さん、貴方は真剣でいい。私は木刀を使う。後、目隠しもする。私が目隠しした後好きな位置から始めてくれ。」
なぜ今沈黙するんだ。
私は何か変なことを言ったのだろうか。
「本気で言ってるのか?」
声の持ち主がわからないほど小さな声に勿論と一言。
沖田「へー。随分と余裕なんだね。本気で殺しにかかるけどいいよね?」
千月「お好きにどうぞ。」
私は目隠しを済ませるともう始められる。と一言。
山南「では審判は私が。 両者構え。」