第1章 ♢双子の兄
ー翌日
私は指定された場所にいる。
ここは俗に言うテレビ局。
べ、別にゲームに釣られた訳では無いよ!?
た、ただ純粋にお兄ちゃんを助けたいなっていうかあのとりあえずゲームくれ←
私がゲームへの欲望にふつふつと燃えていると目の前から歩いてきた、お兄ちゃんと…なんかゴツい人。
和「お!!お兄ちゃんはお前が来てくれると思ってたぞ〜♪」
『うん。ゲーム。』
和「、お前気が早いよ!
そりゃ俺からゲームを頂けるんだからそれなりの事はして貰わな「かわいい〜♡!!」
かっこよく決めポーズをしようとしたお兄ちゃんを押しのけて私の頭を撫でたくるゴツい人。
ちょっと、お兄ちゃんこのゴツい人どうにかしてくれんかな?←
お兄ちゃんはと言うとこのゴツい人に押された勢いで道に転がっている。
お兄ちゃん…可哀想に…。
「貴方がカズナリの妹!?本当にそっくりね♡食べちゃいたいわ!」
呼び捨て…。そしてこの人は話し方からして
恐らく、いやかなりの確率でオカマちゃん。
てことは…
『お兄ちゃんの…彼女?』
和 「ちげーわ!!」
凄い形相のお兄ちゃん。よっぽど嫌だったんだね。ごめんね。
お兄ちゃんの彼女でも無かったら
じゃあこのオカマちゃんは?
和「この人は嵐の専属メイクを担当して貰ってる マリー。」
マリーさん、くん?
マリー「はーぁい!マリーでーす♡
今日からよろしくね〜!!マリーちゃんて呼んでね〜!」
さん でも無くて、くん でも無くて ちゃんかよ、とか 伸ばし棒多いな、とかツッコミどころはたくさんあるけど 一番ツッコミざるを得ないとこが、、、今日からて何ぞ!?
『あの、マリーちゃん、今日からって?』
マリー「もー!やーね♡とぼけちゃって!
モデルよ!貴方、熱でショーに出れなくなったモデルの代役、してくれるんでしょ?」
モデル、代役、熱?
おいおい嘘だろ、この言葉遣い悪くて有名で
お兄ちゃんの性格の方が女の子らしいわねーって言われてきた私がモデル?
そんな訳(笑) やばい笑いが止まんないよママ
和「よろしくね、?」
!?
『モデルなんて 私には無理です!!そんなのやったことありません!』
この頼みごとはゲーム貰ったって、何言われたって絶対無理!!
マリー「…バイト代弾むわよ。」
『やります!!』