第2章 ♢危機?
はぁ〜!危なかった!!
松さんには絶対不審がられてたし、
もう気づかれたかも…。
どうしよう…。
マリー「休憩終わりよ〜!…あらどうしたの?そんな正体がバレたみたいな顔して〜!」
ギクッ!マリーちゃん、その冗談は今すっごく悪いです…。
マリー「まぁ大丈夫よ!貴方たち瓜二つなんだから♪」
『そうですかね、はは…(笑)』
精一杯の苦笑いしか出来ない。
はぁ、本当このバイト心臓に悪い。
マリー「あっ!そうそう!カズナリと瓜二つの貴方を見込んでお願いがあるそうよ♪ほら早く出てきなさい!」
マリーちゃんにそう言われ部屋の隅にある試着室から出てきた一人の男性。
何故に試着室…?
「お願い!4日、4日でえぇからお兄ちゃん助けるおもて、4日ニノの代わりしてくれんか!?」
…はい?
「俺は嵐のマネージャーの藤堂言うんやけど、ニノが明日から北海道で映画の撮影あるのを事務所に言い忘れてて、レギュラー番組の収録やゲスト出演の番組の収録がようさんあるんや!お願い!ニノの代わりしてくれ!」
凄い気迫で話す藤堂さん。
『…それ、私が断ったらどうなるんですか?』
藤「…君の、ちゃんのお兄さんは
芸能界から世間からどういう扱いを受けるか分からない。
売れっ子アイドルが急に出演番組をボイコットしたとなると…『やります!』
マリー「…。」
『私はどんな目に遭っても構いません。
けどお兄ちゃんが酷い扱いを受けたり、酷い目に合うのは嫌です。…お兄ちゃんを、嵐の二宮和也を守るためなら私は何だってします!』
藤「ちゃん!!ありがとう!!
…早速明日からやで!宜しくな!」
…へ?
『あ、明日から?』
藤「そーやで!!売れっ子は休んでる暇なんてないんや!!バンバン行くで〜!」
マリー「…やっぱり話 よく聞いて無かったのね(笑)」
…私、二宮。
4日間頑張ります!!