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道化師恐怖症。

第12章 銃声で僕らは駆け出した




時間はあっという間に過ぎて
もう放課後へ


さて、どうすりゃいいのか
どうせ西崎さんは知ってるんだろうから
彼女のとこに行けばいいか

相変わらず楽しそうに
おしゃべりしてますけど

話しかけて大丈夫なんすかね

まぁ話しかけるけど


「西崎さん。
先生から聞いてるかな?」

「え?何が?」


わざとらしい

そんな顔されても
可愛いなんざ思わないよ


「…私、今日から
テニス部のマネになってさ」

「はぁ!?まじで!??」

「聞いてないぜよ」


西崎さんより早く反応して
レギュラー二人組

どうやら知らされてなかったみたい

部長と副部長は知ってるよね?
じゃなかったら困るのだけど

西崎さんはよくわかんない顔してる


でもまぁ多分
知っていたでしょうよ


「私も急に先生に言われたから…」

「…そぉなんだー。
分かった!一緒に行こ?
ほら、ブン太も雅治も!」

「あ、あぁ」

「……」


さて、部活でどうなることやら
全く想像がつきませんこと

今のところ不安要素は
丸井くんと仁王くんの表情

あまり、ってか全然
いい顔してない

なんで?はぁ?みたいな


第二の金坂さんにならないよう
気をつけよっと







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