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暗黒組織特殊部隊
第5章 少女の過去
クラスメイトの話もつまらなかった。
彼女達は、テレビ番組の話ばかりした。
私にとって、
テレビなんて、どうでもよかった。
私にとって、
数式以外、どうでもよかった。
つまらない話をきいていても
つまらないだけだった。
だから私は、友達の話も
′聞かなくなった′
次第に、老紳士の話以外は
′聞かなくなった′
それでも問題はなかった。
今まで遊んでくれなかった老紳士が
一緒に遊んでくれるだけで、
私は嬉しかった。
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