第5章 少女の過去
私は小学校に入学した。
小学校から帰ると、
やっぱり私は数式を書いた。
すると、老紳士が数式の意味を教えてくれた。
私が問題を解けるようになると、
老紳士は拍手して褒めてくれた。
老紳士は、私が数式を書いていると
一緒に遊んでくれるようになった。
入学して一週間も経たないうちに、
連立二次不等式などを解けるようになった。
老紳士と遊ぶのは
とても楽しかった。
対極に、学校はとてもつまらなかった。
高校の問題を解ける私にとって
小学校の授業は暇すぎた。
だから、授業の話を
′聞かなくなった′