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暗黒組織特殊部隊
第5章 少女の過去
本にイタズラしないかわりに
ノートと鉛筆を買ってもらった。
そして、本に書いてあることを
見よう見まねで写してみた。
意味は全く分からなかったが、
私の様子を見る老紳士は
とても嬉しそうだった。
その日から私は、
幼稚園から帰ったら、
ノートに数式を写して遊んだ。
まるで、
老紳士が一緒に遊んでくれてるかのようだった。
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