• テキストサイズ

暗黒組織特殊部隊

第4章 少女の正体


少女が言葉を発するのをゆっくりと待つ。

「私は……この世界の者ではありません」

やっと発した言葉はそれだった。

俺とマルコは、お互いの顔を見て
同時に笑いだした。

「そりゃ、的場ちゃん
それくらい知ってるって」

困惑する少女。

俺は説明を付け足した。

「だって的場ちゃん、
俺達の前にいきなり現れただろ?
したら、普通分かるって」

「あ、確かに……」

妙に納得する彼女

それを見て俺達は再び吹き出した。
/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp