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暗黒組織特殊部隊

第4章 少女の正体


「マルコは恐すぎるんだ。
俺に任せてくれよ。」

そう言って彼女に微笑みかける。

すると、彼女も安心したようで……
何となく彼女の表情が緩んだ気がした。

「なあ、俺にも話せないかな?」

少女の表情が陰る。
それを見つめるマルコ。

時を刻む時計の音が鳴り響く。

「俺達はお前の敵じゃないから……
安心しろよい」

沈黙を破ったのはマルコだった。

俺は横目でマルコを見る。

マルコの表情には怒りが感じられず、
その表情を見て少女も安堵したようだ。

ゆっくりと少女が口を開く。
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