第18章 ドキドキ☆プロポーズ大作戦!!
休日。
10時間に集合した俺とジーナ。
それからジーナの買い物に付き合い、宝石店に向かって街中を歩いていた。
「買いたいもの買えてよかったー。ありがとうハヤトくん」
「どーいたしまして」
もっと大量の重い荷物を持たされるかと思ったが、そうでもなかったな。
「さ、着いたよ」
ジーナは、ある店の前で立ち止まる。
俺も立ち止まり、その店を見上げた。
高級感が漂っていて、とてもお洒落な店だ。
値段とか、ものすごく高いとかじゃねぇよな…?
「ここは値段もお手頃だし、結構いいところなんだよ。じゃあ入ろ」
ジーナの後に続き俺も中に入る。
店内もお洒落で、落ち着いた感じだ。
「いらっしゃいませ」
店員であろう女性が俺たちの前に立ち頭を下げる。
「今日はどういったご用件で?」
「あ、えっと…婚約指輪を選びたくて」
「かしこまりました。ではこちらへどうぞ」
指輪が多く並んでいるコーナーに案内された。
どれも綺麗なものばかりで、正直選べない。
「ジーナ、どれがいいと思う?」
「そうだなぁ…」
そんなこんなで、いい指輪を選んだ。
クリスマス前日に取りに行くことになり、2人で店を出た。
「よかったね、いいの選べて」
「あぁ、今日はありがとう」
ジーナを家まで送り、俺もマンションへと向かった。