第18章 ドキドキ☆プロポーズ大作戦!!
翌日。
昼休みにリサさんに聞いてみた。
「は?そんなの普通に渡せばいいだろ」
「普通に、ですか…」
「そう、普通に」
あれか?
食事中に、「話があるんだけど」とか言って指輪出して「結婚してください」と言うのか?
いいのかそれで…。
「下手に大がかりなサプライズしたら、あいつ照れ屋だしツンデレだから逆に怒ってしまうかもな。タカヤ自身も、普通に言ってくれた方が泣いて喜ぶと思うぞ」
それは、考えなかった…。
なるほどな。
「ありがとうございます。そうしてみます」
「あぁ、頑張れよ」
ニッと笑った彼女に一礼して、俺は休憩室へと向かった。
応援してくれる人が居て、何だか嬉しい。
元気が出ると言うか、頑張れる。
休憩室につき、椅子に座った。
「あ、ハヤトくん」