第16章 ハロウィーンパーティー
「うわぁタカヤくん似合ってる!」
「すっごい可愛い!」
更衣室を出た瞬間女性社員に囲まれ、写真を撮られた。
「や、やめてくださいよ!」
「えー、何でー」
逃げようとするが数人に腕を掴まれているため逃げられない。
「せ、せめて写真はやめましょうよ!」
「やだー。だって照れてる顔も可愛いから残しておきたいもん」
「大人しくしてよー」
そんな感じで数分の間写真を撮られまくった。
ようやく解放され、よろよろとした足取りで中庭へと向かう。
パーティー開始前に疲れてしまった…。