第3章 *跡部、誕生日に彼女を抱くの巻*【R18】
「ちょっと…!もう脱いでいい?ドレス!」
「俺様が生地から全て選んだ代物だ。有難く着てな」
「やり過ぎだよー!」
を拉致して食事までは事が上手く進んだ。
俺様が見立てたドレス……とてもよく似合っている。
ちなみに俺はタキシード。
本当ならこの後プレゼントを渡す予定だったんだが……
実際にドレスを着たを見てつい欲情してしまった。
胸元を大きく開いたデザインにしたせいなのか、
薄いピンクを選んだせいなのか…。
とにかくこんなに綺麗なを前にしたら俺様も男にならざるを得ない。
「てかこれウェディングドレスみたいじゃん…!」
「本番はもっとゴージャスなドレスを着させてやるぜ」
「え?!何その本番って!」
「そんな事も分からないのか?あーん?」
「ちょっと気が早過ぎ…!」
「って、実際は嬉しいんだろ…?」
の首筋にそっとキスをして背中に手を回すと、俺が何しようとしてるのか察知したらしく胸を押されてしまった。
けどこんな事でメゲる事はない。
俺はその場に跪いてこいつに手を差し出した。
「夢のひと時を味わわせてあげますよ、お姫様」
するとは照れ隠しに怒りながらだけど
俺の手を取ってくれる。