第3章 *跡部、誕生日に彼女を抱くの巻*【R18】
跡部side
10月4日。
今日は俺様がこの世に誕生した記念すべき日だ。
だが……被ってる奴が若干1名。
俺の女のもまた……今日が誕生日。
「今日ウチ寄ってよ景吾!」
「あーん?お前が俺様の家に来な」
「何で?!ダメだよそれじゃ!」
「こっちも都合が悪い」
「ええ?!」
俺はこいつの誕生日を祝ってやる為に数日前から段取りを組んでいた。
俺様が考えたプランはこうだ。
先ずを家に招待。
メイド達に手伝わせ、ドレスに着替えさせる。
食事。
2人の時間。
とびきりのプレゼントを渡す。
シェフも今日は最高の人材を選び、ドレスを特注で作らせ、プレゼントも厳選したというのに……
「ねー!来てよ景吾ー!」
こいつはしつこい。
何としてもこの俺様をあの狭い家に連れ込みたいらしい。
だが行ってしまったら計画がパァ。
だからここは強引にを車に押し込んだ。