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【★ハイキュー!!★】短編集

第28章 【夜久 衛輔】理想のキス


「ちょっと、押すなよ!」

「夜久さんがじょっ女子と…あぁ!!」

「大胆ッスねぇ~」

「校内でそういうのはちょっと控えた方が…」

「・・・みんなうるさい」




声がする方を見るとバレー部の奴らが勢ぞろいしていた。

「俺なら、俺が一段下でも女の子は背伸び出来ますけどね」

ドヤ顔で話すリエーフに俺は冷たい目線を送った。

「リエーフ…レシーブ練増やしてやろうか?」

「ゲェッ!」

俺の怒りを察したのか、みんなは血相を変えて去って行った。
みんながいなくなるのを見届けて、俺はまたひろかちゃんの方に振り返る。

「さっき邪魔された分…」

背伸びをする彼女の唇をもう一度奪った。






TheEnd
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