第23章 【赤葦 京治】俺って最強
「ヘイヘイヘーイ!赤葦くん!
昨日のキレイなお姉さんは誰なんだい!?」
「・・・彼女です」
次の日、木兎さんは相変わらずうるさかった。
「かっ、彼女!?俺にもいないのに!?
後輩のお前が年上のキレイなお姉さんと
あれやこれや…うわぁーーーーー!」
木兎さんはなんか騒いでどっかに行ってしまった。
「あぁー、またしょぼくれモードだぜ?」
「赤葦ー、なんとかしろよー」
はぁ…本当、子供みたい。
それでも俺は木兎さんをほっておけない。
俺ってそういう星の元に生まれたんじゃないかって時々本気でそう思う。
まぁ、ひろかも木兎さんもうまく扱えるのは俺だけでしょ。
俺って最強?
TheEnd