第4章 TARGET:3
「……そんな怖さにも立ち向かってやる!!
やってやる!!
俺をナイトレイドに入れてくれ!!
そう言う大きな目的の為ならサヨやイエヤスもきっとそうしている!!」
「村には大手をふって帰れなくなるかもよ?」
「いいさ
それで村の皆が幸せなら」
「…フン
「決まりだな
修羅の道へようこそタツミ…」
ボスはタツミに手を出すそしてタツミは手を握ろうとした時
「…!?
侵入者だ!!
ナジェンダさん!!」
ラバックの手袋からキュルキュルと音を立てて糸が出る
「人数と場所は??」
「俺の結界の反応によると恐らく9人!
全員アジト付近まで侵入しています!!」
「手強いな
ここを嗅ぎ付けて来るとは…
恐らく異民族の傭兵だろう
…………仕方無い緊急出動だ
全員生かして帰すな」
その言葉と共に全員からほどばしる殺気。
それに気圧されるタツミ
「行けっ!!」
ダッ!!
「え? あ…アレ??」
「リリィはナイトレイドに入っての初陣の割にはもう馴染むとは…流石革命軍の暗殺者達が怯えるほどの対応力だな
さぁ、タツミ何をボヤボヤしている」
バシッとタツミのな中を殴るボス
「いてっ!!」
「初陣だ!!
始末して来い!!」
★☆★☆
「あー…っ!!
やっと追い付いた…(^_^;)」
「俺の所に来たの?
他の所の方が良かったんじゃないの?」
「言うねーラバ!!
私にだって相性があるのさ
ねーさんは殴殺でしょ?
ブラートさんは初めて会った時に槍持ってたし
シェーレさんは多分切断…かな?
マインちゃんは銃…
タツミ君とアカメちゃんは刀だから…出る幕無し?
だからラバとは合うかなって?」
「結構見てるのね…(^_^;)」
「まぁね、仲間になる以上は見とかないと(*´ω`*)
ラバの場合縛り上げたりの方が得意でしょ?
僕は武器は一応なんでも使えるけど…得意なのは接近戦と中距離戦だからね
ラバが護衛して私が攻撃って感じかな?」
「頭回るねぇ!!(笑)
じゃあ、護衛して貰おうかな」
「任せて!!
じゃあ、帝具装着しなきゃ」
そう言って帝具を顔に付ける
「やっぱりその帝具は気味が悪いな
「そりゃそうだよね…(^_^;)
だって人の顔を削いで作り上げた帝具だし
でも気が合うから好きだよ
性能」
「そう言うもんか?」