第4章 TARGET:3
殺気の気迫に負けて謝る彼女
「分かってくれれば良いよ。
僕の名前はリリィ貴女の名前は?」
「マイン…」
「出来れば仲良くしたいな…
さっきはごめんね…(^_^;)
頭にクるとああなるから気を付けてね…」
そう言って壁に刺さった小刀を抜き服に他の小刀と一緒に隠す
「やっべ…怖い…((((;゜Д゜)))ガタガタ」
「(リリィさんを絶対怒られないようにしなきゃ…((((;゜Д゜)))」
「シェーレ…((((;゜Д゜)))」
「!?Σ
どうしたんですか?マイン? 」
マインがシェーレの影に隠れる
「うーん、これは少しずつ仲良くならないといけないかな? 」
「ともかく次いくか?」
「うん」
「じゃあ訓練所に行くか?」
そう言ってまた移動する
★☆★☆
訓練所に近付いてくると男性の雄叫び
「ん?
びびってるのか??」
「いや、あそこまで凄いと…ちょっと((((;゜Д゜)))」
「お前のビビるあれが分からない」
「うおぉぉぉっ!!!!!」
「ついでに訓練所と言う名のストレス発散所だ」
「へぇ、じゃあナイフ投げるとこある?」
「あるよ
思う存分投げればいいと思うし」
「いやったね!!
何処何処??」
「あっちだよ」
場所を聞いてピューっと走っていくリリィ
「説明も聞かずに行っちゃったよ…」
「リリィさん、元気ですね…
それであの人は?(つか槍さばきすげぇ…!!)」
タツミが指を指す先に大柄な男
「あー…!!
あの見るからに汗臭そうなのがブラートだ」
「ふぅーっ
おっ 何だレオーネじゃん!
とそこの少年は…この間の奴か!」
「え?
何で俺の事を?」
「ん?
この姿は始めてだっけ?
初対面の時鎧に包まれてた奴だよ」
「あ、ああっ!!」
思い出しかたのように手を叩くタツミ
ブラートは近寄り手を出す
「改めてブラートだよろしく!!」
「ド…ドモ」
ガッシリと手をつなぐ二人に空気をぶち壊すリリィ
「ご、ごめんなさい…
練習用の的壊しちった…」
「あれ?
君は…?」
「ブラっち!!
この子この間の財産がどーのこーの言ってた執事服と気味悪いペルソナの人だよ」
「え?
じゃあ、巷で噂の‘ジョーカー’?
何だよ可愛い子じゃないか!!」
と言って近寄り頭を撫でるブラート
リリィはそれに赤面