第4章 TARGET:3
「ともかく首っ!?Σ
閉まってるから離して!!」
ギャーギャーと騒ぎながらアジトへ歩いていく
☆★☆★
そんなこんなで会議室に入るとチャイナ服の眼鏡をかけた女性が座ってい
「ここが会議室だ!!
あそこで座って本読んでる眼鏡がシェーレ」
「……あ、どうも。
どなたです?」
「タツミとリリィだ
まだ仲間に入ってないけどな」
「え?
まだ仲間に入る決心ついてなかったんですか?」
「そうなんだよシェーレ。
何かコイツらに暖かい言葉をかけてやってくれ」
リリィとタツミの頭を撫でながら言うレオーネ
「僕は入るよ?
だって反乱軍と帝国軍の間挟み何でやだよ
他の理由は楽しそう(笑)」
「明るい人ですねぇ…貴女がレオーネ達が言っていた道化師ジョーカーですか??」
「多分。」
「多分じゃなくてそうだから…(^_^;)」
「ともかく、タツミに一言暖かい言葉をかけるんでしたよね…んー…
そもそもアジトの位置を知った以上仲間にならないと殺されちゃいますよ?」
「あはははっ!!
すげー痛てー言葉!!(笑)」
「暖かすぎて涙が出るぜ」
「あははは!!
腹痛てー!!(笑)」
「よく考えた方が良いですよ」
と言ってまた本に目を戻す
そしてタツミが本の内容を見て固まる
なんとなーく分かるから気にしない
「次は何処行くんですか?」
「そうだなーんー…?」
悩んでるレオーネを尻目にバンッと扉が開き
可愛い女の子が睨みながらズンズンこっちに来る
「あー!!
レオーネ何でコイツらここに居るのよ!!((ビシッ」
「どーも!!」
「’どーも!!‘じゃないわよ!
まだ仲間じゃないでしょ!
ボスの許可も降りてないんだから!!」
グワーッっと言いたいことを言う彼女。
可愛くない
それに何故かこっちをじっと見られている
「な、何??」
「アンタ本当に殺し屋稼業?
ヘロヘロの癖に? しかもあんな気味悪いペルソナ付けて?
ただの成り上がりじゃなくて」
ハンッと鼻で笑われる
「あ"!!
てめぇサボテンにしてやろうか?
楽になんか死なせねぇよ?((黒笑」
そう言っさ手を振って小刀出し一本だけ彼女の頬のすぐ側をかすらせる
「あ、ごめん。
当てるつもりだったんだけどかすっちゃったね(笑)」
殺気をだた漏れで彼女に笑顔を見せる
「………ご、ごめんなさい」