第3章 TARGET:2
アリアは本性を晒け出す
「あれあれ??
それじゃあ僕も家畜?」
「私に言われてもな…おねーさん何も言えないよ(^_^;)」
「同じく」
「あははは!!
さーせん!!
まぁ、ともかくそこで本性を晒したクソ女は少し苦しんでから閻魔様に裁いてもらいな…」
冗談混じりに言葉を発してアリアに向き直し手を降り小刀を服から出す
「まぁ、ともかくだ。
善人の、皮を被ったサド家族か…
邪魔して悪かったな二人とも」
「葬る…」
「いーえ(笑)
私には楽しい時間だよ」
黒い笑顔を作りアリアに小刀を投げようとした瞬間
「待て」
タツミに止められる
「まさか…またかばう気か?」
「やめといた方がいいよー?
あんだけ悪魔やらなんやらに貶されて性根が腐ってるんだからさ…」
「そう言うことじゃねーよ…
俺が斬る!!」
ズバッ!!
「あ…?」
ドシャッ…!!
「ヒュウ…やるぅ!!」
「……」
「ふぅん…(憎い相手とは言えためらわず斬ったか)」
「へへ…さすがはタツミ
スカッとしたぜ…!?Σ
ゴフッ!!」
「どうした!?
イエヤス!!」
「(友達との最期の会話か…
さて依頼主の仲間は…)あ、アンタ。」
「…………!?Σ」
「(女性だ…可愛そうに歯を全部無理に抜かれてる)ビックリすんなって…(^_^;)
こういう奴知ってる?」
「………!!((コクコク」
「そうか、貴女と一緒にいた他のやつらは?」
そう言って手の平をを出す
それに女性は指を置き文字を紡ぐ
「‘酷い拷問で死んだ’」
「そうか…悪いんだか僕もここに長くは居られないだから貴女をここかた出せてあげられない…
だから依頼…じゃなかった彼に上げるために貴女が大切に持ってた物はある?」
「’ある、私はやっぱり出られないのね…
あの女たちが報いを受けて死んだならいいわ…
このペンダントとこの言葉を伝えて‘」
「ごめんね、何を言えばいい?」
女性は切り落とされた太股から血の付いたペンダントを渡しまた手の平に言葉を紡ぐ
「‘’愛していたわ…また来世出会いましょう‘って…お願いします’((涙目+ニコリ」
「分かりました…助けられなくてごめんね…」
そう言って離れると首根っこを捕まれているタツミと待ってましたとばかりに腕を捕まれる
「は??」