第3章 TARGET:2
「ええっ( ; ゜Д゜)
ルシファさん!?Σ」
「どっからどう見ても別人じゃない!!!?Σ」
驚く二人に相変わらず不気味に笑う
「ルシファは偽名だよ
本命はリリィだし」
「……ならばお前も私と同じ稼業、ターゲットは」
「見事に同じさ!!
今月分の給料も貰ったし悪い事してる所見たし殺っても良いかなって
したらデケェ殺気さ 見事に邪魔しやがって…」
良い終えるとタツミ達に振り向き
殺意と小刀を構える
「タツミ君、悪い事は言わないししない。
そこにいる猫被ってる女をこっちに渡して?
そいつは自分の罪と同等の報いを受けなきゃいけない」
「その報いは何だよ…」
「’死‘だ」
髪の長い少女はその言葉と同時に踏み込む
「ああっ!
先手取られる!(^_^;)」
同じく小刀を投げようとした瞬間また後ろから投げようとしていた手を捕まれる
少女の方は首根っこを捕まれていた
「待った」
「離してー…!!」
「あ、ラッキー!
リリィだ!!((ニコッ」
「いつかのねーさんじゃないか…(^_^;)」
「何をする」
「まだ時間はあるだろ?
この少年には借りがあるんだ
返してやろうと思ってな(ゝω・´★)」
ぱちんっと可愛くウインクする彼女
タツミは指を指し
「あ!!
アンタあの時のおっぱ…!」
「そうだよ
美人のお姉さんだ」
ケラケラと笑顔を作る彼女
「おねーさん…いい加減手を離してくんない?
流石に痛いわ…」
「あーごめんね、リリィ
そう言えば少年は知ってるのかい?」
「まっったく知らないね。
彼が寝てるときにやってたし
それに女の本性を知らずに’罪の無い女の子を殺すな‘とか…タツミ君の神経逆撫でして殺されそうになっても謝りたくないね」
「あははは、リリィやっぱアンタ変わってる」
手を離してもらい
彼女は倉庫の入り口を蹴破る
「少年はこの帝都の闇を知ってまでお嬢ちゃんの護衛を出来るのかな?」
「何だよ………これっ!!!?Σ」
倉庫の中は血と脂と腐臭の籠った拷問室
吊るされていたり、刺されたままだったり、水攻めされて膨れて死んでいたりと様々だ
「タツミ君見たいな人達に甘い言葉で屋敷に連れ込み速効性の睡眠薬で眠らせて起きたと同時に拷問スタート…
酷い事に遺体はここから離れた山に放置さ」
「え…?
あ…サヨ…?」
「知り合いも居たか…」
