第4章 合宿!!
月島:枕要らないの?
美月:枕まで持ってきたら、月島が狭くなるじゃん!
月島:じゃぁ、枕半分こする?(ニヤ
美月:え、あ…//いいよ。大丈夫//
月島:頭あげて
美月:え、なんで?
月島:いいから
美月:??
私はわけも分からないまま、頭を軽く上げた。
月島:いいよ
月島の言葉を聞いてから頭を下げると、頭に硬い物が当たった。
月島:これなら、狭くなる心配もないでしょ
月島の言葉を聞いて私ようやく、月島の行動がわかった。私は今月島に腕枕をされている。
美月:え!あっ、えぇ!!
月島:プッ。そんなに焦らなくてもいいでしょ。腕枕、初めて?(ニヤ
美月:っ…。
月島:これなら、暗くてもへー気だし、寒さもましになるでしょ?
いつも皆に悪態ついたり、バカにしたりしてる月島。
初めてあった時は、凄く失礼な奴で、むかつく奴だとしか思ってなかった。
でも今は少しだけ、ほんの少しだけ印象が変わった。
月島は根は良い奴で、優しくて暖かい。
美月:あ、ありがと
私は、月島に聞こえるか聞こえないくらいの声で言い、眠りについた。