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悪魔であり、人間である。

第1章 本物の悪魔


お父さんと、顔が似ていてちょっとだけ驚いた。

捕まれた、手に力が込められて痛い。

言ってどうなるか分からない。

なら……。

「答えません、絶対に……。」

「そうですか、なら仕方がないですね」

そう言うと、捕まれていた手が急に悪魔の方へ引っ張られ首の後ろを叩かれた。

薄れる意識の中、何故か体が暖かく感じた。




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