第1章 烏野探偵事務所/烏野メイン
月島「まぁしょうがないから事情聞いてあげるよ。なにがあったの?」
上から目線の月島になにも教えたくなかったけど、菅原さんがすべてを話した。
菅原「と、いうわけなんだけど」
月島「へぇ~?」
腕を組み、右手の指で顎をなぞる月島。
少し考え込んでると思ったらふっと笑みを浮かべた。
ついでに眼鏡も反射で白くなっていかにも黒笑い。
山口「あっ!その笑みは!分かったんだねツッキー!」
西谷「コ○ンみてぇ・・・。」
東峰「西谷、それ著作権上危ないから駄目よダメダメだよ」
さすが月島。俺たちには難しいことも簡単に解けてしまう。
こういうとこ、すげぇって思う。
月島「西谷さん。田中さんが食べた朝食のカレーの皿って、まだありますか?」
西谷「え・・・そ、それなら、まだ洗わないでキッチンの方に・・・。」
すると月島はキッチンのほうまで行き、まだ現れてないカレー皿を持った。
月島「・・・汚いけど・・・えいっ」
「「「あぁっ!!??」
なんと月島はカレー皿にこびり付いたカレールウを指で舐めた。
月島「・・・ふぅーん。やっぱり」
谷地「大丈夫月島君!?それ毒入ってるよ!?」
月島「うん。確かに毒だね。」
西谷「え!?」
日向「じゃぁ・・・やっぱり・・・」
皆がノヤっさんの方をみた。
西谷「ち、違う!俺じゃない!俺なにもしてねぇよ!」
東峰「西谷・・・。」
澤村「・・・認めろ。西谷」
ノヤっさんはまた涙目になった。
西谷「お、おい月島・・・!」
月島「この犯人はどう考えたって西谷さん。あなたしかいない。だってー・・・」