第1章 烏野探偵事務所/烏野メイン
月島「このカレー。腐ってる。」
・・・
「「「「はぁ?」」」」
月島「舐めたら酸っぱかった。きっと昨日の夜よそって、レンジにでも入れてたんじゃない?その証拠に、キッチン台の上に置手紙まである。『カレーはレンジの中に入れといたから、起きたらチンして食べて』ってね。」
菅原「確かに最近の晴天続きじゃ・・・食べ物は腐りやすい、かも。」
日向「ってことは・・・。」
「「「「食中毒!!??」」」」
月島「カレー屋なのに味も分かんないなんてどうかしてんじゃないの。田中さん」
月島の推理に俺たちは唖然となった・・・。
その後、月島は鼻笑いをしてから、「僕達もお昼にしよう。行くよ山口」と言って、山口と共にカレー屋を去った。
こうして田中さん気絶事件はあっさりと解決したのであった。
・・・月島の手柄で。
~翌日~
田中「いらっしゃい!って、日向と影山じゃねぇか!」
日向「田中さん!体調もう大丈夫なんですか!?」
すると田中さんは腕まくりをし、自慢の筋肉をパンパン叩きながら笑った。
田中「この通りもうピンピンだっての!心配かけて悪かったな!」
西谷「謝るのは俺のほうだ龍・・・。本当にごめんな。」
しゅんとしたノヤっさんを撫でて田中さんは気にすんなよと一言言うと、ノヤっさんは顔をあげ、微笑んだ。
田中「それにしてもびっくりしたわあん時は。俺てっきりノヤが新作のカレー作ったかと思ってパクパク食べちゃった。」
影山「へー新作カレーとかだすんですか」
西谷「おう!隠し味にな!お前らが食べてるのも新作カレーだぜ?」
日向「え!隠し味なんなんですか!?美味いっすけど」
西谷「ふっふっふ・・・。それはな!」
田中「メロンパンにガリガリ君だ!題して『俺らの男詰め合わせカレー!!』どうだ!美味いだろ!はははっ」
・・・え。
西谷「? どうした?ふたりとも?」
日向&影山「おrrrrrrrrrrr」
田中「うわっ 虹色だ。」
西谷「きったねぇ虹色だ!」←
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