第1章 烏野探偵事務所/烏野メイン
なんだか知らないけど俺が知らないうちに
皆カレーに毒が入ってたことに気づいてたみたいだ。
俺だけ遅れてたみたいでハズっ!!←
谷地「でも毒なんて一体誰がいれたんでしょうか・・・。西谷さん、なにか心当たりは?田中さんを恨んでる人とか・・・。」
西谷「恨んでる奴がいても、昨日は戸締りちゃんとしたし、不審者が入った形跡もない!」
影山「密室殺人事件か・・・。」
西谷「龍を勝手に殺すな!!」
菅原「うん。今連絡があったけど、田中は命の心配はないだって。」
菅原さんの言葉に全員がほっとした。
そっか・・・なんともなかったなら良かったぁ。
澤村「んーまぁ密室となると犯人は確定だな。」
「「「え?」」」
ガチャリ。
音がした方に目をやると、なんと大地さんがノヤっさんの手首に手錠をしていた。
西谷「え、だ、大地さ・・・?」
さーっと顔を青くしながらノヤっさんは大地さんをみた。
澤村「ちょっと署の方で話そうか。西谷」
西谷「えぇぇえ!?お、俺を疑ってんスか!?」
菅原「おい大地!いくらなんでも・・・」
澤村「でも他に疑える人物はいないだろ?」
菅原「そ、そうだけど・・・さ・・・。」
俺が止めようとする前に、旭さんが大地さんを止めた。
東峰「決めつきすぎじゃねぇか?」
澤村「他に考えれることないだろ?」
その言葉に旭さんの顔つきが変わった。
や、やばい旭さん怒ってる!大地さんもそこそこ怒り顔だ!
菅原「ちょ、二人とも!ここで喧嘩すんなや!」
谷地「ややややめてくださいお二人とも!」
ガラガラッ
やっちゃんも「お二人とも!」の「も」のエコーがかかったと同時に、カレー屋のドアが開かれた。
日向「え、つ、月島!?なんでここに!?」
月島「依頼の帰りに見かけたら、なんか騒ぎになってるなーって思って寄っただけ。」
影山「依頼なんだったんだ?」
山口「パンケーキとホットケーキの違いを教えろだった」
影山「ググれよ。」
山口「それ俺も言った笑」