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ギャグとおふざけは紙一重。【HQギャグ短編集】

第2章 魔法少年☆スガちゃん/烏野メイン


煙の中から、敵の姿が露になったをみると、開いた口がふさがらなくなった。

菅原「う、嘘・・・。武ちゃん!?」

敵は巨大な熊のぬいぐるみに黒い羽がはえているというなんとなく可愛らしいものだったが、どことなく武ちゃんの面影があった。

菅原「なんで武ちゃん!?」

すると低く重たい声が熊のぬいぐるみから聞こえてきた。

クロタマ「ヴォォ、ドウセ、ボクハ、バレーゼンゼンシラナイデスヨ。ヴォォオォ」

・・・。
誰かに馬鹿にされたのかな・・・?汗

菅原「た、武ちゃんなら話し合ったほうが早そう・・・ってわぁ!?」

いきなり熊の腕が俺を狙って落下してきた。
命を狙ってるというのは本当なのか・・・!

清水「菅原!なにか魔法を!」

菅原「え!?そんないきなり・・・え、ええい!メロメロビームっ!!」

するとステッキからハートの輪がいくつもでてきて熊の周りを囲んだ。熊の目はハートになった。

菅原「おお!って、え?・・・ぎゃあああああ」

俺にメロメロになった武ちゃんは俺のことを追いかけてきた。これは怖い!!!怖すぎる!!

菅原「ど、どうすればいいんだよこれ!」

タナカ「そいうかスガさん咄嗟にでてくる魔法がメロメロビームって・・・。」

ノヤ「昭和。」

菅原「うっるさいな!!お前らも何か手伝えよ!」

すると二羽の烏はしょうがねぇなとイラつく顔をした←
カラス達は形を変えて、俺の肩に飛び乗った。
シュンッと音がしたと思うと、なんと二羽の烏は黒い翼と変わった。

菅原「おお!空が飛べる!!」

俺は宙に浮き、熊から逃れることができた。
でもここからどうしようと思ってたら地上から清水の声が。

清水「菅原!教えた呪文を唱えるの!」

あ、そうだ。確かコスチュームチェンジがあったはず。
なにがいいんだ・・・?この熊の動きを止めれたらなんでもいい!よし!

俺は熊の動きを止めれる格好!と心の中で思いながら唱えた。

菅原「マジカル☆リリカル!ハイッチェーーーンジ!」
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