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ギャグとおふざけは紙一重。【HQギャグ短編集】

第2章 魔法少年☆スガちゃん/烏野メイン


ピコンピコンッ

ステッキの星の部分が点滅した。

菅原「これは・・・?」

タナカ「敵出現の合図です!」

菅原「ええ!?」

ノヤ「誰かが鬱状態の所を、闇の魂、『ヤミタマ』がのっとり、普通の人間が悪の手下となり、魔法少年を襲ってくるのです!」

菅原「えええ!?」

そんな設定ぶっこまれても知らないって!←

菅原「てか鬱状態ってなんだよ!とりつかられる前に自分で復活しろよ!!」

清水「菅原!ここで言ってても時間の無駄よ。悪はあなたの命を狙ってる」

菅原「清水!!汗」

タナカ&ノヤ「スガさん!!」

菅原「っ・・・あぁ!もう!どうにでもなれ!」

俺はステッキを持ちきりっと自分なりにかまえた。

菅原「リリカルマジカル・・・なんだっけ?

タナカ&ノヤ「キューティーアップ!!」

菅原「あ、そか。キューティーアーーープッ!!」

するとステッキの星の部分が光を放ち、その光が俺の全身を包んだ。

菅原(すごい・・・これ・・・現実!?)


・・・

菅原「魔法少年☆スガちゃん!ここに参☆上!・・・って、うわぁあぁ!?本当に変身してる俺!」

清水「可愛い・・・。」

タナカ「スガさん違和感ねぇな。」ヒソヒソ

ノヤ「な。リボン似合いすぎ。」ヒソヒソ

菅原「聞こえてるんだけど。というか、ふりっふりじゃん!スカートってこんなスースーすんの!?すげー」

俺を見て清水が肩をすくめ笑った。

清水「楽しそうね。似合ってるわ」

菅原「なっ 楽しんでないって!こんなでっかいリボン頭についてるなんて動きづらっ」

ヴォオォオオオオォオ

いきなり空からこの世のものとは思えないほどの音がした。
これは・・・鳴き声!?まさか!

菅原「敵・・・なのか!?」

自分より二倍、いや、三倍のでかさの黒い羽がはえているなにかが、屋上にドンと降りたった。
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